FX必勝法で稼ぐデイトレンドFX メイン画像

2009年12月4日 更新

今回は今後施行予定のレバレッジ規制について考えてみたいと思います。

2010年8月から最大レバレッジ50倍、
2011年8月から最大レバレッジ25倍、
というように金融庁は2段階に分けての
最大レバレッジ引き下げを内閣府令として公布しました。

先の総選挙で民主党が政権を取り、 亀井静香議員が郵政・金融担当大臣になってから このレバレッジ規制についての言及はほとんどありませんが 施行されるものと考えた方が良いと思われます。
(税収不足懸念で方針転換してくれるといいですね。)

FXトレーダーの多くの方も様々な情報収集をし様々なご意見があるかと思いますが、その多くは反対意見だったようです。

金融庁がもともとレバレッジ規制をするようになった背景は
端的にまとめると以下のようです。

最大数百倍のレバレッジによって相場から退場、 借金を抱えた者、最悪は自己破産をしてしまった者が続出した。
株の信用取引では3倍、商品先物取引でも25倍の最大レバレッジが FXでは数百倍というのは突出しすぎているしハイリスクである。

その見解にはもちろん同感できる部分もあります。

しかし、レバレッジ規制が噂され始めてから金融庁の見解を聞いていると、
あたかもFX業者や個人投資家がこの問題の根源であるとまで聞き取れるような内容です。

個人的な意見としてそれは違うと思います。

そもそも「レバレッジ規制をしない」というのも一つのルールです。
そして、「レバレッジ規制をする」というのもまた一つのルールです。

当初から昨今まで金融庁は「レバレッジ規制をしない」というルールを選択してきたわけです。

レバレッジ規制をしないというルール下のもとで FX業者は顧客(投資家)のニーズに合わせて最大レバレッジ100倍、200倍、400倍というコースやプランを用意してきました。

顧客にとっては 小資金で為替取引をできるということが一つの魅力でした。
FX業者にとっても多くの資金を運用してくれた方が収益が上がるのですから、ハイレバレッジというのは金融庁が選択したルール化のもとでFX業者と顧客のニーズや利害関係が一致して生まれた産物です。

ハイレバレッジが一つの問題であり、誰がその問題の根源かをあえて特定するとするならば私はFX業者でも顧客でもなく金融庁だと思います。

「レバレッジ規制」をしないというルールを選択した金融庁の危機管理やシュミレーション不足が問題ではないでしょうか。

私は6年間程サラリーマンで営業職に従事していました。 リアルビジネスで多くの経験をしてきた私は嘘、偽りや人の道にそれること、ビジネスモラルに反することが大嫌いですし、対外やお客様と約束したことは絶対であり、そこには責任が生まれるということを十分理解していますし、価値観や環境が異なる人と人が暮らす社会では当たり前の事だと思います。

金融市場や政治、法律の世界を ビジネスのものさしで一言でははかれませんが、 金融庁の立場からすると、 今までレバレッジ規制をしなかったことにより 問題が発生したならば、金融庁としても方針が間違っていた、 とその非を認め今後の方針転換について 当該者に理解を求める努力をしなければいけないと思います。

そして、その方針転換によって、FX業者では今まで使用していたWeb上の広告の制作し直し、規約や約款の変更、制作、印刷のし直しという業務や費用が発生します。

今までどの業界で法改正があっても そのようなことはありえませんが、
上記のような費用分全てを業者に対して補填、当該者に対する説明責任と理解を求める努力までして、初めて金融庁のレバレッジ規制に賛同できます。

よって今回の背景に対する金融庁の見解や一方的な通達は個人的には理解できません。

個人的にはレバレッジ規制が施行されても問題ない取引通貨量なのですが、
今後はFX業者の生き残りをかけた業界再編や淘汰が予測されます。

仮に最大レバレッジが100倍から25倍になったとすると平均すると単純に顧客の取引通貨量が1/4になります。4万通貨でのトレードが1万通貨になるわけです。それに伴い業者が顧客から得るスプレッドによる収益も1/4になります。

また規制によりFXの魅力の一つがなくなるわけですから個人投資家の投資意欲も減退すると考えられます。そうするとFX離れが進み、FX業者の収益はさらに悪化することが予測されます。

・業者の合併、倒産、事業撤退
・業者のスプレッド値上げ
・資金計画の見直し

レバレッジ規制により私達個人投資家が受けるリスクやデメリットは
上記の3つが考えられます。

・業者の合併、倒産、事業撤退
2008年末頃にドル/円スプレッド0.5銭で人気のあったトレイダーズFXが事業撤退を発表しました。何の前触れもなく急な発表でしたが、いつの時代も悪いニュースは急なものです。信託保全といってもすぐに資金が戻ってくるわけではないようなので、今使っている業者の財務体質等を把握しておくことや業者に電話してそのようになった場合の対応などを聞いておくと良いと思います。
(電話に出たオペレーターが経営状況やレバレッジ規制に対する対応などまで 知っていて教えてくれるとは思いませんが、しないよりいいと思います。)

・業者のスプレッド値上げ
実際にレバレッジ規制が施行されてみないとわかりませんが、その時になるべく低スプレッドの業者を選択すること。
個人的にはドル/円2銭、ユーロ/円3銭までの範囲であればスキャルピング含めた短期売買で利益を上げるのに問題ないと思います。

・資金計画の見直し
今からレバレッジ規制を想定した取引通貨量でトレードするのか、規制がない今のうちに資金を増やす為2010年7月まで、2011年7月まで段階を分けた資金計画を立てるという2つが考えられます。

レバレッジ規制により、FXをやめるという個人投資家もおられると思います。

しかし、24時間トレードできるという魅力がFXにはまだあります。
そして夕方移行や夜間に為替市場の取引が盛況になるということ、大きなトレンドが発生しやすいというのは専業を含め兼業トレーダーにとっては十分な利益を上げるチャンスです。

日本株のPTS(私設取引システム)は閑散としていますし、為替市場は世界最大の金融市場ですからFX人気の一時の過熱ぶりはなくなったとしてもFXは多くの国内投資家に支持される金融商品として今後も根付くいていくと思います。


コラム一覧に戻る

デイトレンドFXのトップに戻る