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2009年1月7日 更新

皆様、はじめまして。デイトレンドFXの北川と申します。
今回の内容は私が実際に体験した投資の失敗談について書かせて頂きます。

内容としては、損切りができずに大きな損失を出してしまった失敗談なのですが、運用口座資金に対する1トレードの損失額の比も大きく、損切りができずに損失額を膨らましたトレードは後にも先にもこれ1回です。

この失敗談は投資を始めるきっかけとなった株式投資での失敗談なのですが、FXにも共通するところがあり、この失敗が現在のFXのトレードにも活かされています。

今から3〜4年程前のことです。当時サラリーマンだった私は株式投資のスイングトレードを始めて半年位が経過していました。

夜11時頃に仕事から帰宅し、そこから翌日に買う銘柄探しを毎日行っていました。当日に発表された様々な銘柄の好材料と悪材料の把握、日足と日中足チャートに移動平均線・MACD・パラボリック・ボリンジャーバンド・トレンドラインを表示させてのテクニカル分析、数十の候補銘柄から翌日の寄りに買う銘柄を1〜3に絞り込むという作業でした。そして、翌朝にNYダウの結果とシカゴ先物清算値を確認し、買いを実行するか否かの最終決定をしていました。

毎日2〜3時間かかるこの作業は、サラリーマンの私には大変かつ苦痛な作業でした。

スイングトレードで順調に結果を出してはいたのですが、この作業から解放されたいと常日頃から思っていたのです。

そんな折、ネットで株式投資の情報収集をしていた時にある会社の月額課金制推奨銘柄配信サービスを見つけました。

その会社の配信内容は、
・当日の寄り前後に推奨銘柄を数個メール配信。
・会員はそのメールを受けた時点で成行買い。
・利益確定、損切りは会員の任意で実行する。目安として利益確定は○%の株価上昇、損切りは●%の株価下落。

過去の実績を見て大変良い成績だと感じた私はそのサービスを受けました。サービス開始1ヶ月間はメール配信をただ受け、推奨銘柄のその後の値動きを検証しました。
検証した結果は大変優秀な成績で、当日中に株価が上昇する銘柄が多く仮に当日内に上昇しなくても、数日内に上昇するものがほとんどでした。

自分で銘柄探しをする場合のパフォーマンスとあまり変わらないと判断し、その場合の労力と業者に支払う毎月の課金を比較した場合、後者の方が圧倒的に私にとってメリットがあると感じたので、翌月からはその業者の推奨銘柄のみをリアルマネーで売買することにしました。

この時の私は自分自身のスイングトレードに自信をもっており、それと同等のパフォーマンスである業者のことも必然と信用していました。
(このコラムの意図はその業者や配信サービスを否定するものではなく、自分自身に過信しすぎた結果の失敗談という内容です。)

実際の売買を行ってから数日間は検証どおりの結果で着実に資金が増加していました。

とても高勝率だったので資金増加の加速度を上げようと、それまでは数銘柄への分散投資や1トレードに投入する上限額の管理などの資金管理を徹底して行っていたのですが、それを無視し信用余力の大半を1トレードに投入するという気がついたらとても危険なトレードにシフトチェンジしていました。

ある日いつもどおりに推奨銘柄の配信メールを受け成行買いを実行しました。
結果、その銘柄は当日内に株価が上昇することはなく、損切り目安の●%手前まで株価が下落し引けました。

当時使用していた証券会社にFXで言うOCO注文のようなものはなく、一つの決済注文を入れるとそれをキャンセルや価格変更しなければいけませんでした。利益確定まで達することが当たり前のように感じていたので、日中にザラ場の確認ができないサラリーマンの私はいつも利益確定の指値注文だけ入れていたのです。

「当日内に株価は上昇しなかったが、数日内に必ず利益確定ラインまで株価は上昇するはずだ。」その日の夜は確かこんな気持ちだったと思います。

翌日も株価は値を下げ、損切り目安の●%以上、約定価格から株価が下落し引けました。損切り注文を入れていないので、そのまま株を保有中です。
前日の夜に感じた気持も全く変わっていません。

その後数日間かかっても、約定した価格にすら上昇することなく、損益率は低下、損失額は膨らんでいきました。保有株数も多く、この時点で数百万円程の損失を抱え、損切りが実行できずに全く身動きがとれなくなってしまいました。
今になって考えるとすでに塩漬け状態が始まっていたのです。

確か3〜4ヶ月位その銘柄を保有していたと思います。
日に日にジリジリ下げる展開で、損切りを実行する勇気がありませんでした。
株価が急上昇し損失が一気になくなるという期待もまだわずかながらありました。
まさにプロスペクト理論の典型のような例です。

結果は800万円程の損失を出したところで全ての保有株を手仕舞いしました。
損切りを実行した時は泣きたいくらい悔しい気持ちでしたし、熱くなってしまい当時使用していたパソコンの液晶とキーボードを手で破壊してしまいました。

・資金増加とともにFXでいう投入レバレッジを上げてしまった。
・損切りが実行できなかった。

以上の2点が800万円の損失を生んだ簡単な原因ですが、それも自分自身への過信という投資においては負のメンタル要素が根幹にありました。

その後はその業者の配信サービスを解約し、自分自身の株式投資によるトレードで損失を取り戻し、専業トレーダーへの転身、FXへのシフトチェンジと至るのですが、その一度の大きな損失が教訓となり、現在のFXのトレードにおいてもエントリー後に必ずストップ注文をいれること、(数秒程度で完結のスキャルピング以外では。)そしてそのストップ注文を変更しないことを徹底しています。おかげで、FXにおいては損切りが実行できずに予測の範疇外の損失を出してしまった経験は一度もありません。

損切りの重要さをうったえるトレーダーの方は多くおられます。
おそらく、皆様自分自身の過去の痛い実体験からくるものではないでしょうか。

痛みをともなって初めて知る学びもありますが、他の方の失敗談から疑似体験し、自分に吸収できることも投資には多くあります。

情報のインプットはできるだけ多く、アウトプットは取捨選択を厳格に行うことでトレード力やメンタルをレベルアップさせることがどなたでも十分可能です。

今回は損切りにまつわる私が体験した失敗談ですが、ご覧になられた方の一人でも多くの方にご参考になればと思います。


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